女性は投資に向いている!

2021年、世界有数の資産運用グループである米国のフィデリティの調査では、過去10年間にわたるフィデリティの500万個の口座分析によると、女性は男性よりも40 basis points、つまり0.4パーセントパフォーマンスが上回っているという報告がでました。私がこのフィデリティから送られてきたニュースレターを読んだとき、もう絶対女性のみなさんに知ってほしいと思いました。

さてここで、「なんだ、たった0.4パーセントかっ」て思った人もいるかもしれませんが、でもこれ長年にわたって積み重なると、結構意味のあることになります。フォービスで執筆されていた、ティム・マウラー氏によると、投資に必ずついてくる複利の効果を考えると、たとえば、25 年間 100 万ドルを投資した7.4%の人は、 7% の利益しか得られなかった投資家よりも530,657 ドル多くの利益を得る計算になるそうです。(今の日本円に換算すると、実に7千万以上)

それなのに、ここには皮肉な展開があります。アメリカ、イリノイ州にあるコンサルティングと市場調査の会社スペクトラム・グループが行った調査によると、男性が、自分は投資に対して「非常に知識がある」とか「知識がある」と評価する一方、女性は自分が投資に関して「あまり知識がない」という回答の方が多かったそうです。女性のほうが資産運用パフォーマンスがいいという結果がでているにもかかわらず、ですよ。

更にこの会社がとったアンケートによると、投資において男性は、自分自身を「積極的」または「すごく積極的」と表現する傾向が 高いそうです。

でも、実はこの「積極的」って、過剰な取引によって、投資家が保有する投資よりも利益が少なくなるという現象があるそうですよ。この現象は過去にも色々なところで文書化されていて、「行動ギャップ」と呼ばれているそうです。自信過剰で積極的になりすぎて投資家のリターンがマーケット全体のリターンより低くなることをさすそうです。

ちなみにバンガード社のHow America Saves 2021の顧客調査では、女性は男性投資家の約半分の頻度で株式の取引をしていると報告があります。男性は相対的に、より頻繁な取引をしていて、長期的には害を及ぼす可能性があると言われているそうです。「バイ・アンド・ホールドは、健全な長期利益を求める投資家にとってよく知られ、尊敬されている戦略です。多くのリサーチでは、取引の頻度が高いほど収益が低下することも判明しています」とも書いてありました。

最後に、スペクトラムグループによると、投資家に求められるものは、「自信がある」、とか、「積極的」とかではなくて、謙虚で、忍耐強く、そして熟慮した性格みたいですよ。そしてそのほうが、長くよりよいパフォーマンスをあげられるとありました。これ、まさに私達日本女性を表すのに、ふさわしい言葉だと思いませんか?


コメント

“女性は投資に向いている!”. への1件のコメント

  1. […] 私は何年か前にアメリカの世界的に有名な資産運用会社でもあるフィデリティ証券会社から送られてきたニュースレターで、女性は投資に向いているという記事を読んでから、資産形成のために、私のような普通の女性に投資をもっと身近に感じてもらいたいと思いました。 […]

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