ポートフォリオって何?

ポートフォリオって何?って思われる方もいらっしゃると思うので、簡単にポートフォリオとは何?から説明します。

ポートフォリオとは、株式投資の中だけだと、どのような投資信託を購入しようか、とか、株はどの銘柄で何株ほど持つか、などの検討をして、具体的な配分を考えることです。もっと大きな意味でとらえると、ポートフォリオは、投資やその他の資産、例えば不動産とか、金とか、最近だったら仮想通貨とか、そういった資産をまとめて、それらの配分を考える用語としても使われます。

ポートフォリオを構築する際には、分散とリスク許容度を考慮する必要がありますと、大体アメリカのどの資産運用会社も言ってます。

ポートフォリオを私風に簡単に説明すれば、例えばガーデニングで庭全体を自分の資産として考えると、偏らないように、その庭の何処に何の植物をどのくらい植えようかと考えたりすることです。キッチンでいえば、どんな台所用品をどのくらいの割合で揃えようか、みたいな感じです。

ポートフォリオを作成する際に、考えておきたい大切なことの 1 つは、個人のリスク許容度です。株式投資でいうリスク許容度は、より高い投資の収益を得る可能性と引き換えに、投資の損失をも受け入れる能力のことです。ちなみに株式投資におけるリスクは危険という意味ではありません。どちらかというと、不確実性という意味でよく使われます。

とりあえず、まず自分の株式のポートフォリオを考える時には、「自分が一体どれだけリスクをとることができるのか」を知っておくことが一番大切になります。

リスク許容度は、個人の性格もありますが、あと自分の置かれた状況、例えば独身でまだまだ若い、それとも子供にこれからお金がかかる年齢になってきた、子供も巣立って退職近い年齢、それぞれの置かれた状況によってリスク許容度が変わってきます。そして、もしあなたがまだまだ若かったら、マーケットが高くなったり低くなったりするのを乗り越える時間がたくさんありますから、マーケットの右肩あがりの傾向を利用することができます。

アメリカでリスク分散としてよく取り上げられるのが、レイ・ダリオさんのall weather portfolioです。

すごく簡単に説明すると、株、金、コモディティ、中期国債、長期国債とかをどんなシーズンにも対応するように、それぞれの商品を組み合わせることです。そうすると、全部がいっぺんに下がることはないから、株で損してるときでも、金でまかなえるとか、そんな感じです。

そしてその対照によく取り上げられるのが、投資の神様と言われるウォーレン・バフェットさんのフォーカス投資。このことがよく書かれているのが、ロバート・ハグストローム著の『バフェットのポートフォリオ』という本です。

この本の中で、著者ロバート・ハグストロム氏は、投資の神様ウォーレン・バフェットさんが、非常に集中したポートフォリオを管理していることを紹介しています。なんといってもアップル社の株が彼のポートフォリオの50パーセント以上を占めているというのは、有名な話です(2023年時点)。

バフェットさんの長年のパートナーのチャーリー・マンガーさんもこんなことを言っています「分散投資は何も知らない投資家のためのものだよ」と。

実際にアメリカで個別株を長期で投資をしている私は、このフォーカス投資まんざらでもないな、とも思います。実は私もこのフォーカス投資で我が家の資産を伸ばしてきましたから。でもリスクは大きいなと確かに感じます。もうその株が下落している時の資産の減り方というのは、最初は恐ろしいものがあります。ですから、この恐怖に耐えられない人には絶対おすすめはできませんが、優良個別株を保持している限りまた上昇してくるのでだんだん慣れてくることも事実です。

多くの資産管理会社がポートフォリオを分散して持ったほうがいい理由として上げるのは、人間の傾向で、秩序、バランス、統一欲があるからだそうですが、私はポートフォリオを分散させようとするのは、心理学的に人間は得をするよりも、損をすることを嫌う性質があることから、損をしたくなく、損をできるだけ平均的にしようとする人間のもつ欲求からでもあるんだろうな、と思います。

今日は代表的なポートフォリオを二つ紹介しました。投資は教科書通りの方法よりも、自分にあったスタイルで、気楽に楽しんで始めてしまえば、そのうち何が自分に向いているのかがわかるようになると思います。

リスクをあんまりおさえると、資産が思ったよりも増えないということもあります。それは、リスクを平均化してしまうとリターンも平均化するからです。


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