今日は私が投資を始めた理由や、どうして米国株投資をしていたほうがいいのかという理由を簡単に説明します。
私が本格的に投資を始めたのは、ある日アメリカ人の友達に「何歳でリタイアするつもり?」と聞かれたことがきっかけです。
あの頃は、まだFIREという言葉も流行っていませんでした。
アメリカはとにかく医療費が狂っているとしか思えないほど高いです。私が一度、救急病院に運ばれた時は、後できた請求書は保険が払ってくれたぶんを除いて、自己負担で全部で4000弱ドルくらいでした。今の為替でいうと大体50万円くらいです。これは、一泊もしていないで、救急車も使わずに、ただ救急病院で救急医さんにみてらっただけ、診察と検査とあと私が使った病室の代金です。
アメリカは何かあったときの医療費が半端なく高いです。
更に、アメリカのリストラも怖いです。ある日突然リストラされて会社が医療保険をカバーしてくれなくなったら、自分たちで保険を買わなければなりません。アメリカは会社勤めをしている限りは、会社側が医療保険を用意してくれます。これ、日本でいう社会保険みたいなものですね、ただ、会社をリストラになったあと、会社がだしていてくれていた保険を今度はそのまま自己負担でカバーしようとすると、保険のプランによっては毎月家族4人の保険料が月40万円くらい平気でかかります。どんなに安いプランに変更しても家族だと月10万円くらいは軽くかかります。
とにかく、この高い医療費と保険料を老後がくるまでにしっかりまかなえるくらい資産がないと、アメリカではとてもじゃないですが、安心してFIREはできないということです。
これで、私の友達が「何歳くらいでFIREするつもり?」と聞いてきた言葉の重さがわかると思います。
実際、私の知人でアパートを経営していた方は、医療費が高くて、払えないので、アパートを一棟売った人もいます。すみません、脅かすつもりは全くないんですが、本当にあった怖い話なんですよ。
日本ではこういう心配がないので、多分FIREもしやすいのかな、とも思います。
こういうことも含めて、アメリカでは退職する際には、資産運用会社のフィデリティが貯蓄が給与の10倍は必要だと言っている所以だと思います。
とにかく節約をしていただけでは、とてもじゃないですが、退職できるような貯蓄はできません。健康でいる以外、子供に頼らない老後のために、アメリカではどうにかしてお金も増やさないといけない。。
私が言う節約だけだとお金が増えないという理由はこれです。給与収入だけだと、例えば給与が20万円あったら、どんなに節約しても20万円以上は絶対に貯まりません。つまり、給与収入だけだと、貯まるお金に上限ができてしまうということです。じゃあ、どうしたら、お金は増えるんだろうと考えました。それに、このまま節約生活をずっと続けるのは、もう嫌でした。自分や旦那が働くのではなく、というより自分達が働いている間や、自分達が寝ている間でもお金にも働いてもらおうと考えました。
それで、アメリカに住んでいた私は、投資が多分日本に住んでいる主婦のみなさんよりは身近だったと思います。というのも、若いころに働いていた会社で401K、つまり、日本でいえば企業型確定拠出年金に入っていたからです。アメリカの企業型確定拠出年金は、給与の中から毎月一定額を積立で、会社指定の証券会社の口座に入れて、基本的には退職してからとりくずしができる年金のようなシステムです。勿論、一定の理由があれば退職する前に引き出すこともできますが、ここではその説明をするとまた長くなるので、省きますね。つまり、アメリカでは会社にもよりますが、大体会社側が自分のかける金額と同じ金額を余分にだしてくれて、積立したりするシステムです。いわば会社が自分の老後資金をただで半分だしてくれるのだから、使わない手はないのです。アメリカにお住まいの会社員のみなさんは、自分の務める会社に401Kがあったら絶対にマックスで使ってください。しかも自分の年間収入の中から積立額がさしひかれるので、税金対策にもなります。
ということで、私は昔からはからずも他の普通のアメリカ人と同じように企業型確定拠出年金制度を使って投資をしていたわけですが、でも本格的に私が投資にのりだしたのは、このアメリカ人の友達に「何歳でリタイアするつもり」と聞かれた時からです。
勿論、最初は怖かったですよ。なんせ投資はギャンブルだ、の世代ですからね。せっかくいろいろ我慢して節約して貯めたお金を投資にまわして、お金がへったらどうしようとも考えました。そりゃあ主婦のみなさんなら、絶対考えますよね、これ。でもね、私がアメリカに移民してきて、若い頃にしていた企業型確定拠出年金は、すごく少ない額だったんですが、そのあとしらない間にちゃんと増えていたんですよ。勿論、2000年のITショックとかで減っていたときもあったようですが、でもちゃんと増えていました。その数字を見てから、もう怖いって思うのはやめたんですよ。怖いって思って、ここで何もしなかったら、今の生活とかわることはないって思ったんです。
だから日本のみなさんも、今やっておけば、この先の10年後に、あの時やっておいて、本当によかったなって思うはずです。投資はギャンブルではありません。どちらかというと地味に確実にこつこつ続けるものです。でも続けるからこそ、上がったり下がったりしながらも、のちのち複利の効果がでてくるわけです。私はあの時、「何歳でリタイアするつもり?」という友達の言葉を聞いて、本格的に投資を始めて本当によかったなって思います。今この動画を見ているみなさんで、もしも米国株投資を家族に反対されているという方がいらっしゃったら、どうぞ家族の方にこの動画を見てもらってください。アメリカに住んでいる普通の日本人の主婦の私が、長く投資をして実際に資産形成できてるという一例です。
勿論、たんにタイミングがよかったんだよって言う人は、絶対います。なんでもそうです。起業してうまくいっても、株をしてうまくいっても、不動産をしてうまくいっても、タイミングがよかっただけだよ、とか運がよかっただけだよ、とかそういうことを言う人は絶対にいます。でも大体そういうことを言うのは、やってない人か、続けず途中でやめた人でしょう。私は、そういうことを言われたら、そっか、じゃあ、私はラッキーなんだなって、あまり気にしませんけどね。向いているか向いていないのか、そのタイミングでやってよかったのかわるかったのか、なんてなんでもやってみないとわかりません。やってみてはじめて、わかることはたくさんあります。
そしてやってみて、もしも失敗しても、そこから何か学ぶことがあれば、それは失敗じゃないです。成功への第一歩です。
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