お金のやりくりは、アメリカでも日本でも多分大勢の人にとって、わりと大きな関心ごとでもあるし、またストレスの原因になるものとも言われています。
インフレになって、食料や医療などの生活必需品の支払いが困難になったり、老後に不安を感じたりと、金銭的ストレスは、ある程度の影響を人に及ぼします。インフレであがる値段を私達がコントロールすることはできませんが、自分のお金の使い方は自分でコントロールすることはできます。時間をかけて、少しずつ改善して自分のお金をコントロールできれば、自分の経済的安定の目標達成に役立ちます。
お金の使い方をコントロールできれば、毎月の支払いに備えてお金を確保し、中長期的な資産形成の成長を目指してお金を投資し、後には自信をもって必要なものや欲しいものにたいしてお金を使うこともできます。
勿論、それぞれの人や、各家庭ごとにお金の管理スタイルは異なると思います。目標は、収入、支出、貯蓄、投資、を管理するために自分に一番あった方法を見つけることです。そしてもしも負債があるなら、なかなか難しいことではありますが、負債の支払いをしながらでも、緊急事態に備えての貯蓄も必要になることを忘れないでください。
お金をコントロールする力を手に入れるためには、まずは予算をたてます。予算をたてるには、毎月いくらのお金が入ってきて、いくら、どこで、何に使われるのか、を知っておくことが大切になります。そこで、アプリなどを使ってさくさくっと家計簿をつけることをおすすめします。家計簿の目的は、あくまでもお金をコントロールするために予算をたてることができるようになることです。だから、家計簿をつけるという行為そのものに時間をとられるのは、おすすめできません。
更に、負債があるならその支払期日はいつなのか、とか、収入は常に支払いを上回っているのか、上回っていないなら、固定費のどこの部分を削れるのか、などを考えて予算をたてます。
予算は、手取り収入の中でまずは50/30/20の大まかな予算をたてます。
カバーできないところがあれば、どこを削るのかを考えます。そしてこれが、フレームワークとなります。手取り収入の中で50は必要なもの、家のローンや家賃、食費、光熱水道費、車維持費、ま、これは場所にもよりますね、日本の都市部やニューヨークなどは車がいらないところもあるでしょうし、それらを、手取り収入の中で50、つまり半分におさえます。
30は欲しいもの、例えば、服飾費、外食費、サブスクなどの娯楽費、です
20は貯蓄、投資、非常時に必要になるための蓄え、などです。他にも色々な予算の立て方もありますが、この50.30.20はアメリカでは多分一番よく知られている黄金比です。
ちなみに、予期せぬ出費に備えて現金を確保しておくことはアメリカでは必須です。これは、色々なアメリカの資産運用会社で負債を避けるための最良の方法の 1 つだとも言われています。アメリカでは必要なときに非常用の現金がないと、万が一なにかひどい状況になったら、それが雪だるま式にひどくなっていく可能性があるからです。
もしも非常時用の貯蓄をまだ持っていない場合は、緊急資金としてまずは 1 か月分の必要生活費を目標にしてください。最終的には3か月~6か月の必要な支出をまかなえるくらいの防衛資産を現金で蓄えておくことがすすめられていますが、最初のスタートとしてまずは1か月分の必要生活費を貯めることを目的とします。給料が支払われるたびに少額のお金を定期的に他の口座に移しておけば、万が一緊急事態に直面したとしても、必要なお金を確実に得ることができます。
もしもあなたに負債があって、負債の利子が投資のリターンよりも大きいのであれば、先にどうにかして負債を返済しましょう。負債の返済の仕方については、また今度改めてお話ししようと思います。
ここで覚えておくのは、予算をあんまり厳しく守ろうと必死にならないこと。あんまり必死になると、それがかえってストレスになって長くは続かないか、もしくはストレスのあまり翌月に散財してしまうからです。予算はあくまでも目安としてたて、予算を超えてもあまりかりかりしないでいることのほうが精神的にも楽です。
あと、予算をたてるまえに、まず給与収入の1割は必ずないものとして予算をたてるといいです。これは私もバビロンの大富豪を読んでから習ったことですが、給与収入のなかで最初に、収入の1割をないものとする方法です。バビロンの大富豪は、資産形成を考えだしたら、読んでおくといい本なので、まだ読んでいない方で興味がある方は是非一度手にとってください。

さて、この最初の1割の方法は、アメリカだったら401Kや403Bなどを使って退職する時用の貯蓄の一部として考えたりすることもできます。401Kや403Bがない場合は、給与をもらってすぐ1割を他の口座にうつすといいですね。
予算をたてるうえで、大事なのは固定費の見直しは最初にすることだとよく言われますが、これは私もそう思います。保険の見直し、スマホの見直し、サブスクの解除、などですね。これまで普通にやってきた習慣を見直していけば、これまで必要だと思っていたものが、実は必要なのではなくて、自分が欲しいものだったということがわかるようにもなるからです。これもいわゆる習慣の見直しです。
小さなお金をコントロールすることは、やがてはもっと大きなお金をコントロールするときの練習にもなります。たとえば、大きなお金が急にどんと入ってきても、お金をコントロールする力を持っていなければ、お金はすぐになくなります。だからこそ、まずは小さなお金をコントロールする力を身に着けることが大事なのです。
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