今日は資産形成のために、というか資産形成をなしとげる前にやってはいけない習慣を4つ伝えますね。
ひとつ目の習慣は周りにあわせたり、見栄をはること。
金曜日は友達や気の合う同僚と飲み会に行く、週末は美味しいカフェでお茶をする。近所のママ友が海外旅行にいったから、我が家もハワイに。友達がブランドのバッグを買ったから、私も。同じくらいに結婚した同級生が家を買ったから、我が家もそろそろ。
自分の人生の中で、あまり関係のない人の目を気にして、自分に本当に必要のないものを手に入れようとすることはやめましょう。
自分の長い人生の中で、それは本当に自分が欲しいものなのかどうなのか、それとも周りの目を気にしてるから欲しいものなのか、を見極めることは重要です。
このブランドバッグがどうしても欲しい。それは、みんなが持っているから欲しいのか、自己顕示欲を満足させるために欲しいのか、それとも自分が本当にそのデザイン、その機能性にひかれてずっと前から欲しかったものなのか、を考えるといいと思います。もしも、あなたが資産形成をすることを本気で考えているのなら、そういった欲しいものを手に入れる前に、自分は人からお金持ちにみえたいのか、それとも本当のお金持ちになりたいのか、ということを自問自答してください。本当にお金持ちになりたいなら、おのずと今やったことがいい選択ができるようになります。
そして勿論、資産形成したあとだったり、収入が使いきれなくなるほど入ってくるようになったりすれば、自分が欲しかったものを自由に買うことだってできるわけです。
ふたつ目が、月末に残ったお金を貯金することです。
これは習慣の問題でもあります。ほとんどの人は残った分を貯金と考えていますが、これだと残る月もあれば、残らない月もあります。残らないばかりか足りない月だってでてきます。そして、「今月は足りないから貯金からちょっと借りて」ということにもなり、いつまでたってもお金は貯まらないです。
アメリカではpay you firstという言葉がよくファイナンスで使われます。このpay you firstは、自分の将来のために収入から先に貯蓄額をさしひいておくことを指す言葉です。だから、pay you first、自分に先に払いなさいなんですね。これは、いわば、自分の収入の中で、優先順位を決めることです。自分を一番最初と決めて、将来の自分のために払うのです。
以前、「バビロンの大富豪」の本を紹介したときにもお話ししましたが、資産形成でするべきことは、収入の中で先に10パーセントを貯蓄にまわすということです。別に10パーセントでなければならないということはありません。何パーセントでも、とにかく収入から先にお金を少しとりわけておいて、残りのお金で生活していく習慣をつけることです。
これは日常の行動も同じです。主婦の方ならよくわかると思うのですが、家事は終わりのない仕事です。料理、洗濯、掃除、子供の面倒、夫の面倒、雑用などをしていると一日があっという間にすぎ、「あれ、もう寝る時間?」になります。これを、一日の中で自分が一番最初にしたいこと、将来の自分になりたいために自分が一番今やるべきこと、やりたいことの時間を、最初にとっておきます。でないと、そんな時間は普段の日常生活の中ではとれないからです。私は結構自分がしたいことを先に時間としてとるようにしています。それはガーデニングだったり、株価や会社のチェックだったり、本を読んだり、とにかく自分がその日一日でしたいことを先にやってから、日常のやらなければならないことをやり始めます。pay you firstはファイナンスにも言えることですが、自分の限られた一日の時間の使い方にも言えることで、習慣の見直しにもつながることです。
みっつ目は、自分の収入支出の内容をわかっていない。
毎月いくら入ってきて、毎月いくら、なにに、どこへ使っているのかわかっていないと、入ってきた収入が月末すぐにどこかへ消えてしまいます。これが家計収支をちゃんとつけていれば、毎月予算内で暮らすように習慣づけることもできるし、2番目のところで話したpay you firstを実行することで、毎月どのくらいのお金が増えているかを自分の目で確かめることもできます。増えた自分のお金をみればそれが喜びになってますますやる気につながります。資産形成のゴールを目指すには、そのためには自分の経済状況、つまり、自分の立ち位置をしっかり確認しておくことが絶対に必要です。お金持ちに本当になりたいのか、お金があるようにみせたいだけなのか、自分の考えるお金持ち、もしくは心にゆとりのある生活をおくるためには、この先どのくらい必要になるのかを考えて、家計収支を知っておくことは重要です。これがわかっていないと、気が付いたら老後でお金がないという可能性だってでてくるからです。
そして最後が投資をさきのばしにすること
怖い、時間がない、勉強していない、投資に必要なだけのお金がたまってない、優先事項じゃない、投資をはじめない理由なんてもう、それこそ終わりがないほど山ほどつけれます。
でも投資はしていた方がいいです。個別株が怖ければ、インデックスファンドやETF、などに分散して投資をすることだってできます。アメリカの経済は過去記録がつけられてから、ずっと山あり谷あり、時々水平ありですが、それでも現在まで右肩あがりです。投資なのですから、上がることもあれば下がることも勿論あります。アメリカはもう長いこと経済破綻だ、財政赤字だといわれながらも、どうにかこうにかアメリカの議会がそれを乗り切っています。他の国と違うところは、優秀な人材が世界中から集まってくるところです。勿論これがこの先何年続くかなんて誰にもわかりません。アメリカ株が信用できないと思うなら、投資先というのは他にもありますし、自分で勉強して、不動産でも株でも起業でもいいので、給与収入以外の何かに投資をしてください。失敗しても怖がらないこと。失敗から学ぶことはたくさんあるからです。失敗や挫折をしたことがない人は、何にも挑戦したことがない人だというのは、アルバートシュタインも言っていました。
今日は資産形成をするうえで、やらないほうがいいことを4つ書きましたが、普段私達が毎日行動していることは習慣の結果です。つまり、今ある自分の状況は、自分の習慣の結果なわけです。毎日のことだから、やっていても気が付かないし、考えなくてもやっていることですが、これはファイナンスでも同じことです。もしも今ある自分のファイナンスの結果を変えたければ、自分のファイナンスの習慣をみなおさなければなりません。この習慣を続けていて、自分がなりたい自分になれるのか、それともなりたいと思ったままで終わってしまうのか、習慣の見直しをしてみるのもいいかもしれませんね。
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