考えを変える

アメリカでは過去10年間、住宅費や大学の費用、医療費などが通常のインフレ率に比べると、大幅に値上っています。フォービスの出したパーソナルファイナンスの記事によると、2023年は66パーセントのアメリカ人に何らかの形で昇給か、プラスの時給が支払われたそうです。それでもアンケートの調査によると、インフレにはとても追いついていないと答えた回答が多かったそうです。2019年から2023年までの過去4年間は、給与も貯蓄もこのインフレ率には到底追いついていないと思うアメリカ人が多いともありました。私が実際スーパーに行っても、勿論2022年から2023年にかけての物価の値段よりはかなり低くはなっていますが、それでもそれ以前に比べるとまだまだ高く感じます。カリフォルニアの人は多分住んでいる地域によっても違うとは思いますが、光熱費の値上がりもあります。こういったインフレが続いていると、銀行に貯蓄をしていても貨幣価値が下がっていくばかりです。

住居費については、場所にもよると思いますが、アメリカの西海岸や東海岸の都市部では一人ではとても支払えないほどアパートの家賃もあがっています。息子は我が家が学費も生活費も全て払っていたので、負債を全く背負っていないスタートのぶん、自分はとてもラッキーだと言っています。彼の友達の中には、学生ローンを借りて学費や生活費をまかなったりしていた子もいたからです。今の若い世代のアメリカ人にとっては、一部のハイテク企業に就職をしていない限り、かなり厳しいアメリカの物価上昇です。ちなみに、息子は我が家の倹約ぶりのせいで、随分長い間、我が家は彼の友達の家と比べて貧乏だと思っていたようです。私と夫が、弁護士を通してリビングトラストを作ってからはじめて我が家にどのくらい資産があるかを知りました。

ところで、私は起業をしているわけでもないし、ビジネスに投資をしているわけでもないですが、株式投資をはじめて、ひとつ身に付いた考えがあります。それは、この経済の仕組みの中で誰が得をしているのか、を考えるということです。たとえば、大学の費用があがっていることで、得をしているのは誰なのか?家賃があがっていることで、得をしているのは誰なのか?旅行に行ってホテルに宿泊したり、レストランに行って食事をしたり、そういったアクティビティの中でも得をしているのは誰なのか?

みなさん、得をしているのは誰だと思いますか?

それはオーナー、つまり所有者です。

この私達が身をおいている経済の仕組みの中で得をしているのはオーナー(所有者)ですが、反対に私達のほとんどは消費者です。私達は代価を払うことによって、経済をまわしていて、そして私達以外の誰かを、つまりビジネスでも何でも何かを経営したり所有したりしている人達を裕福にしているという消費社会の中で生きています。この消費社会の中で、自分以外の誰かを裕福にするくらいだったら、自分が裕福になりたいとは思いませんか?自分が裕福になるにはどうしたらいいのか、裕福になるには、何かの所有者になることです。不動産でも株式でもビジネスでも。

何でもいいので資産を持つこと。これが、経済的に自立した人間になる最初のステップだと思います。

私は過去にも動画でお話ししましたが、ファイナンシャルリテラシーなんて全くなかったし、両親は私が小さい頃に離婚したので、母親に育てられてきました。私の母親は「宵越しの銭はもたね~」とか、「明日は明日の風が吹く」みたいな江戸っ子気質だったため、勿論全くファイナンシャルリテラシーの教育もありませんでした。そんな私でも、株式投資を始めて、資産形成できたわけですから、今はYoutubeでもなんでも発達しているSNSで学べることはたくさんありますから、所有者になるということを始められない理由はありません。ただSNS上の詐欺にはくれぐれも気をつけてください

株式投資は持っている株の企業のオーナーになるということです。株式投資に限らず、ビジネスでも、不動産でも、資産を保有することが、すなわちこの消費社会の中でオーナー(所有者)になるということですそして、オーナーになる鍵は、何かといえば、ただ始めることです。自分にとって何が一番最適な選択なのかを考えて、それから始めることです。ビジネスや不動産が敷居が高いと思うなら、株式投資は誰にでも所有することができて、簡単に始めることができます。だいいちに私もそれが始めた理由です。大きな頭金もいらないし、自分一人でも始められるからです。

変化することに慣れていない場合は、始めることがとても難しく感じることもあると思います。新しいことを学ぶのは億劫だったりすることもあると思います。

でも大体の場合、最初だけです。例えば、掃除でも料理でも、自分の好きなことだったらやる気もでるけど、そうでもなければ、よっこいしょと重い腰をあげながら、やりますよね。そして、やっているうちにそれが日常になったりします。一番辛いのはよっこいしょの最初の部分です。初めての学校や、初めての職場で、最初は慣れないことだらけで戸惑いますが、慣れてくるうちに、なんであんなことを怖がってたんだろうって思うことだって、今まであったと思います。この始めること、始めの一歩を通りすぎれば、あとは続けていくだけです。

資産形成の始まりは、始めることです。そんなの当たり前じゃないって思うかもしれませんが、始めないことには先にはすすめません。自分が設定した目標がどんなに遠い目標に思えても、始めてしまえば、というか、一歩踏み出しさえすれば、目標には一歩近づいていることになります。これは資産形成だけではなく、何にでも言えることです。そして、やってみて失敗することだってあると思います。失敗と無縁な人なんて誰もいないです。誰でも一生のうち、大なり小なり何度かの失敗って経験していると思います。でもその失敗をどうとらえるかっていうのは、自分で選択できます。失敗してやめるか、それとも何か新しい選択をとるか、は自分で決められるということを心に留めておいてください。

今日は最後に発明家トーマスエジソンの言葉で締めくくりたいと思います。

私は決して失望などしない、なぜならどんな失敗も新たな一歩となるからだ

I am not discouraged, because every wrong attempt discarded is another step forward.


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