次々と株売却

さて、アメリカでは2024年の前半に、利益を確定している巨大企業の大金持ちたちが多かったです。Amazonの元CEOジェフべゾ氏も90億ドル相当の株を売却してたし、JPモルガンのCEOジェイミーダイモン氏も1億5000万ドル相当の株を売却、そしてウォールマートでも上級幹部が数人大規模な売却をしていますし、メタのザッカーバーグ氏も昨年11月から年末にかけて、5億ドルを売却しています。さらに昨年末のバークシャーハサウェイのアップル株売却とか、こういった情報をニュースで読んだりすると、ちょっと不安になったりもする人もいるかもしれないですね。

日本でもきっと、SNSとかでこういったニュースをすぐに取り上げて、何か自分たちの知らないところで何かが起こっているんじゃないか、と思わせるようなことを発信していたりするのを目にすると思います。もちろん、アメリカだって同じです。心理学的にも、人は嬉しいニュースよりも悲しいニュースとか、恐ろしいニュースの方が注目を取れるということがわかっています。

でも、私個人の勝手な感想を言わせて貰えば、多分多くのCEOや超大金持ちの方たちは、市場が高値を更新して十分儲けもでたので、資産を増やしたあと分散したりするために利確しているのではないのかなと思います。別に市場がすぐに急落すると不安に思って株を売却しているわけではないと思います。それよりも、ただ単に彼らが株価が最高値になっている機会をじっくりと待っていたんだなという認識を持つことのほうが重要です。私は彼らのように大金持ちではないですが、やはり株価が上がっている時に、決して売り急ぐのではなく、長く待っている間に充分上がったものについては利確しています。​​

私はこういったニュースをSNSで見たり聞いたりしても、あぁ多分景気がいいから利確してるんだろうなぁくらいにしか思わないし、自分も少額ながらやっていることなのでさほど気になりません。ですから、投資を始めたばかりのみなさんや、投資を始めて数年のみなさんは、こういったニュースを利用して市場がすぐに暴落するという一部のメディアの言葉を鵜呑みにされないほうがいいと思います。このような最新のニュースで得をするのは、私たちではなく、ニュースを流した人だということも忘れないでください。

もしも投資を始めたばかりで、株価が高い時に買ってしまいその後株価が下落したとしても、目線は長く来年や再来年のことではなく、最低3年〜5年を目安に、できたら10年くらい先を考えれば、よほどおかしなことに投資をしていない限りは、株価は戻ってきます。もしも戻ってこなかったら、それは勉強代だったなと割り切るように私はしています(個別株の場合です)。

私の場合、新しい銘柄に投資をする時は、自分の取れるリスクを先に考えて、このくらいなら半分になったり、8割減ってもいいかなという覚悟でします。実際に半分以下になった銘柄だってあります。こういうことも、かなり長い間、優良企業をいくつか保有しているおかげでそのマイナスをカバーというか、それ以上にたくさん補って資産を増やし続けてくれているので、気にならないからです。もちろん、自分の勘が外れたことに関しては悲しいですが。

伝説のファンドマネージャーのピーターリンチさんも​​こう言っています。

If you’re lucky enough to have one golden egg in your portfolio, it may not matter if you have a couple of rotten ones in there with it.

もしもあなたが幸運にも黄金の卵を一つポートフォリオに持っていたなら、腐った卵が何個かあっても気にならないだろう

そしてもう一つは

The thesis underlying everything, whether you’re an actively managed fund or a passive fund, is that the US will be OK. If you don’t believe that, you shouldn’t be in the stock market.

全ての根底にある理論は、あなたが積極的に資金を運用していようとも、受動的に資金を運用していたとしても、アメリカが大丈夫だということだ。もしもそれが信じられないなら、株式市場にいるべきではない。

このピーターリンチさんの言葉、いつもすごく参考になります。

私個人は株価が好調なこういう時に何をしているのかといえば、少し利確をしたり、上がりすぎているなと思われる株の配当の再投資をストップして、アカウントに配当金を入れて現金をプールしたりもします。そして同時に、好調なセクターの反対側のセクターの中の優良企業で値段が下がっている会社を探します。セクターローテーションでよく聞くのは、次にくるセクターを考えて買うことですが、私は企業は調べますが、経済の予想はしないので、今現在好調なセクターの影になってしまって注目されていない側のセクターの中にある優秀な企業で、株価がそれほど上がっていないか、セクターにつられて下がっている優秀な企業を探します。そしてそれを長くホールドします。これは私のやり方ですが、投資家さんによって色々なやり方があると思うので、自分に一番あった方法で、資産が増えるというやり方がベストな’やり方だと思います。でも楽しみながらやるのが一番ベストな方法だと思います。お金をなんとかして稼がなければと思っていたり、もっと儲けが欲しいと思って貪欲になればなるほど、株式投資の世界では後々面白いほど反対のことが起こったりします。だから、できるだけ平常心で、長い目線で株価を見ること、これは私自身が心がけていることです。


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