投資の神様ウォーレンバフェットさんも言っていましたが、本当にゆっくりお金持ちになりたい人は少ないのだなと、色々なSNSを最近になって見ていて感じます。とにかく早くお金持ちになりたいと思う気持ちを利用した詐欺もたくさんあるようなので、投資を始めたばかりの人は本当に気をつけてください。
私はアメリカで株式投資を基本長期のスタイルでしていますが、決してたくさんの株をたくさん売買して早く資産形成をしたわけではありません。
資産形成で私がやってきたとことといえば、まず一番最初に固定費の見直しをしました。これは本当に私達のような普通の会社員世帯が資産形成をする王道だと思います。私は家計の支出を全て書き出して、何が見直せるかを夫とともに決めました。この辺りは、カップルの方は二人で話し合って納得しておこなうことがおすすめです。どちらか一人が勝手に決めてしまうと、あとあと問題もでてくると思いますので。
ちょっとここでアメリカ生活の話になるのですが、固定費の見直しで、忘れがちなのが、アメリカにお住まいの方は、1年に1度会社の福利厚生を見直すことができる機会がありますので、その中で気が付かなかったけど、これは不必要だなと思うものをはずしていったり、少し低い料金設定のプランに変更します。こういった地味な作業も後に、ちりつもになるからです。そしてこれもまたアメリカにお住まいの方になるのですが、税金対策をしっかりすることです。アメリカは日本と違って、基本確定申告は自分でします。そこでどうやったら、なるべくタックスを抑えられるかを考えます。
また、会社で401kや403bつまり企業型確定拠出年金制度などそれに追随したもの、そしてHSAを利用できるのなら、必ず利用する。RothIRAとかもそうですね。共働きだったら、子供の長期休暇にかかるキャンプ費用も通常税金控除の対象になります。お子さんが生まれたり、まだ小さかったら529プランを調べておく、ミドルスクールやハイスクールフレッシュマンあたりのお子さんがいらっしゃったら、FAFSAのことをちょっと調べておく、これは確か申請する年からさかのぼって過去2年間の家庭の財務状況を提出しなければならなかったと思うので、ジュニアになってからでは遅いからです。子供が大学に入るのなら、AOTCをちょっと調べておく。
このちょっと調べておくということが、大事になります。知っているのと知らないのとでは、後で大きな差となることもあるからです。アメリカはとにかくなんでもかんでもミドルクラスが一番損をするというくらいですので、自分を守るという意味でも、調べるということで自己防衛の対策をたてるのが重要だと思います。
私は家計収支を把握するうえで、以前もお話ししましたが、家計簿アプリを使用しました。私は、家計簿をつけるのが好きではなかったのですが、でも家計収支を把握することは必要だと思ったので、ただ単純に自分が楽したいという意味でアプリを使っていました。
主婦ってただでさえ、料理して掃除して洗濯して、子供の世話があったり、ペットの世話があったり、ボランティア活動があったり、自分の庭の手入れをしたり、子供の送迎があったり、パートでも正社員でも働いているときは、更に24時間のうちの決まったある一定の時間をとられるわけじゃないですか、私は株価をみたり、会社を調べたりで、とにかく自分の好きなことに時間を取りたくても、なかなか時間がとれないです。だから、家計簿つけがあまり好きでなかった私は家計簿は自分がしなくても自動に項目分けとかまでしてくれるアプリに決めました。
家計収支の把握は、将来資産を確実に増やそうと思えば、必要なことになってきます。これは自分でも、配偶者でも、どちらか得意な方がするのが一番揉めないかな、と思います。
家計簿つけなくても大体わかっているというのと、本当にわかっているのとは違います。先月の電気代、ガス代がいくらだったのか、先月子供にかかった費用はいくらだったか、食費は、小さな雑費は?とにかく、この小さな雑費がやっかいで、知らない間に結構使っていて、気が付いたらちりつもということはよくあることです。これもね、本当に「あぁ細かいっ!」て自分で書いていても思いますよ。資産形成をすると心に決めてからは、何度も夫にも「細かい!」言われてきましたからね。
でも、多くのアメリカ人は今こちらで、ライフスタイルクリープと呼ばれる現象にはまっています。クリープという意味は、知らない間に少しずつ忍び寄ってくるというような意味です。つまり、ライフスタイルクリープは入ってくるお金が増えて、少しずつ知らない間に支出が増えていく現象です。これはCNBCでも取り上げられていたことですが、収入が少し増えると、自分はその価値にあたいすると思ってだんだん気持ちも大きくなり、少しずつ支出も増えていく行動現象だそうです。例としてよくあるのが、心理的にも、ボーナスがでたら、これを達成できたら、昇進したら、ということを自分で決めて、だんだんとトレードオフする対象が大きくなることです。一度このライフスタイルクリープにはまってしまうと今度は直すのが難しく、多くの人がお金に対して欠乏感をいだくようになるそうです。もっと、もっと、というところでしょうね。そして、こうならないためにも、どこかで自分の幸せが何なのかを立ち止まって考えることが重要になってきます。資産形成をする前とか、している途中でも、自分の幸せが何かということを考えるのはとても重要です。
とにかく資産を作ろうと心に決めたら、一度でいいですから、騙されたと思ってきっちり家計収支を把握してみてください。家計収支を把握して、固定費をみなおしていくと、自分が必要だと思っていたものが、実はいらないものだったということにも気が付きます。これで家計の断捨離もできるということです。
家計収支を把握して、固定費をみなおして、そして投資をする。この固定費を見直すのも、家計収支を把握するのも、投資に対する入金力を高めるためです。節約や倹約は貯金をするためではなく、投資をするためにすると考えをかえます。投資先が株式でなくても、それが不動産でも、入金力を高めるためにすることは基本同じです。
勿論、今の生活に満足していて、老後も今のままで十分で、子供にも政府にも頼らずにすむ資産があるのであれば、別に投資をしなくてもいいと私は思います。
でも、もしも資産形成をしたいと思い、株式投資を始めたら、決して途中でなげださない。我が家がもしも、株式マーケットが暴落した、とか、暴落する、というたびに持っていた株を売っていたら、今のような資産は築けなかったと思います。チャートを見て、落ちる前に売って、あがる前に買いなおせばというのは、一見簡単そうに聞こえますが、このタイミングは投資に慣れてきてもなかなか難しいです。それで私がしたのは、ひどい下落がある時には売らないけど、買い増しはする、です。
それこそ、本当に主婦感覚です。普段高くてなかなか買えないなと思っていた、良い株の値段がさがっているので、買う。私達主婦が欲しかったものが手に入りやすい普段のセールの時にする買い物と同じです。勿論、自分がよく知らない株は買いません。この企業だったら、これくらいの価値がありそうなのに、今は安いと思った企業に絞って買います。よくウォールストリートの格言で、「落ちてくるナイフはつかむな」という言葉も聞きますが、あれはきっとプロの方だから、できる技なんだろうとなと思ったりもします。私のような普通の主婦には、いつどこのタイミングで株価がもどってくるのかなど、わかりません。大体今までゆっくりと私がみてきたなかでわかったのは、マーケットの動きは、後付けで理由をつけることはいくらでもできるけど、先を読むのは専門家でもなかなか難しいのだなということです。
だから、落ちているナイフが良いナイフだなと思ったものは、2、3回くらいにわけて掴みにいきます。落ちるナイフというのは、個別株が落ちていくときの例えのことです。
あと、マーケットの動きは予測不可能だと思っているので、いつ下落がきてもいいように普段から自分でこの企業だったら、今のこの時点、この状態でだったら、このくらいまで株価が落ちたら買いたいなという目安を常にたてておきます。勿論、それ以上に落ちていくこともありますが、良い企業の場合は大体はねあがってきました。勿論、間違えることだってあります。
私の投資スタイルは基本、株は、ひたすら長く持ちます。私の株式投資の方法は、本当に、派手な動きも、特別な手法もあるわけではない、もしかしたら大勢の方にとってはなんの面白味もない投資の仕方です。買いたいと思えない時や買いたいものがみつからないときは、何もしません。ただ待ってます。普段していることは株価の観察と企業の状況を調べることくらいです。でも、本格的に投資をしはじめてからは、ゆっくりとですが、確実に資産が増えました。
今日は資産形成をするうえで、こんな投資の仕方もあるよ、ということを知ってほしくて書いてみました。投資はたぶんその人の性格や、状況、何が得意で何が得意でないのか、などによってやり方は変わってくると思います。失敗から学ぶこともたくさんあります。でも、はじめのうちは市場にいられなくなるような大きな失敗はさけることが大切です。だから、とりあえず始めてみて、始めてみたら、ウォーレンバフェットさんが言うように、ルールナンバー1、つまりお金を失わないようにしながら市場に残り続けることが資産を形成するうえでは、大事なのではないかなと思います。
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