もうお金の心配をしたくない妻達へ

突然ですが、皆さんが、投資を始めた理由は何ですか?

私が投資を始めたのは、なんとかしてもうお金の心配をしたくない、という切実な思いからです。元は節約が大好きな節約主婦だった私ですが、節約生活も長くなってくると、スーパーに行って少しでも安いものを手に入れたり、自分が欲しいものがあっても我慢したり、そんな節約生活をこの先ずっと何年も続けていくのは、もう嫌だとある日思ったのです。

そして普通の主婦の私が節約(投資を始めてからの節約は、投資の入金力を高めるための節約でした、笑)と長期の米国株式投資で億を超える資産を築くことができたのだから、私は、女性にもっと投資を身近に感じてもらいたいと思って、このブログや、機械音痴だというのに無茶振りでYoutube番組「奥様は投資家」を始めました

私の投資の仕方は基本、時間軸は超長期です。この時間軸も多分人によって違うのでしょうが、私の場合はこの企業と思ったら、10年くらいは目安に持っています。

私達はよく時は金なり、という言葉を聞きます。これはアメリカの100ドル紙幣にも描かれているベンジャミンフランクリンの言葉、「Money is Time」からきています。直訳すると、時間はイコールお金と同じだということですよね。でも、それは完全には正解とは思えません。お金と時間は確かにある程度、交換が可能なものです。特に今私達が住んでいる社会では、自分の時間を有効に使うためにお金を使うこともよくあることです。ウーバーイーツもそうだし、家事代行もそうですよね。私達のお金は、誰かの時間と交換できます。

投資をする、払う、浪費をする、貯める、失う、など様々な言葉が、時間にも使えるし、お金にも使えます。そうすると、お金と時間はやはり同じものなのかな、と錯覚を起こしそうになります。でもひとつどうしても同じでないものがあります。それはお金はなくしてもあとで戻ってくる、というか取り戻せることができますが、なくなってしまった自分の時間は戻ってこないということです。自分の時間を、人に代行を頼んで何かしてもらうことで、その時間をお金で買うことはできても、失くしたというか過ぎた時間をお金で取り戻すことはできません。

そうです、私達の時間は戻ってこないのです。

そして、考えるとお金は私達よりもずっと長生きです。アメリカではオールドマネーという言葉もありますが、100年前に積み上げられてできた資産であっても、その資産は自分が死んだ後に、子供や孫に受け継がれます。そのオールドマニーはもしかしたら次の世代の新しい事業へと成長していくかもしれません。でも自分の時間は終わってしまいます。貨幣が世界中で価値が違うものとして取引をされていても、時間は1日を24時間、1時間を60分、1分を60秒に分割して、世界中誰の身にも同じペースで刻まれます。

勿論、寿命によって、長かったり短かったりという違いはありますが、それでも1日は同じ24時間です。不思議ですよね。お金をたくさん持ってるから、あなたは1日が48時間ありますよ、とか、貧乏だから一日は12時間ですよ、とかなく、資産をどれだけ持っていようとも、お金が全くなくても、関係なく私達には1日が24時間、分け隔てなく与えられているわけです。

では、1日24時間しかないのなら、自分が寝ている間でも、長い目で見ると資産を増やしてくれるのは何だろうと思うと、やっぱり投資になるんですよね

私の動画でたびたび登場する投資の神様、ウォーレンバフェットさんの「もし、あなたが寝ている間でもお金が稼げるという方法を見つけなければ、あなたは死ぬまで働くことになるでしょう」という有名な言葉がありますが、自分が寝ている間でもお金に働いてもらえていたら、これから先自分の24時間は自分が働かなくても、自分がしたいことに使う時間を選ぶことができます。

そしてかくいう私は、あんなにもう節約したくないっと思って投資を始めたのに、いまだに節約魂が抜けきりません、笑。でもこれは以前のように選択の余地がなくしている節約と違って、自分が好きでしているので選べているんですよね。えっと、普段は節約していますが、でも自分が好きなことや価値があると思うことにはお金を使っていますよ。

そして小さな幸せにもっと感謝するようにもなりました。このあたりは、多分人それぞれだとは思いますが、資産形成をする時に自分の幸せが何なのか、ということを先に考えておかないと、お金はいくらあっても不足感を感じるようになると思います。お金は選択できる力をくれますが、幸せをくれるわけではないですから

私の今の株式投資のスタイルはファンダメンタルなので、企業を調べる時もつい利益はどのくらいでているのか、とか、借金はどのくらいあるのか、とか、これからどんな成長をする計画を持っているのか、とか、経営陣はどんな感じなのか、とかをいつも見ているせいで、つい物事もどれだけ効率がいいかで判断してしまいそうになります。でも、この偏った思考をとめてくれるのは、子供だったり、昔からやっている自然と共存するスタイルのガーデニングだったりします。

もう、自分の思っているようには全くすすまず、思いもかけないアクシデントが起きて、こりゃ想定外だわなんてこともよくあります。でも、こういう想定外の出来事に対処したり、植物の成長を見守る、子供の成長を見守るという、いわば超長期な目線のお陰で、今思えば株価の変動にもわりと耐えられたのかな、と思ったりもします。だからこそ、私は実は、世の中のお母さんたちはアメリカの長期投資に向いているんじゃないのかな、とも思うんですよね

女性が投資に向いているというのは、世界的に有名な資産運用会社であるフィデリティも調査報告を出しています。

さて、私の場合、資産をどうにかして増やしたいと思って、全く何も知識がないまま始めた株式投資ですが、今は投資を楽しんでいます。毎朝マーケットが開く6時半には株価を観察し、アイドルをおっかけるようなオタクな気持ちで、好きな企業の観察もします。投資が楽しいと言えば、多分そんな軽いことをと眉をひそめる専門家の人もいるとは思うのですが、私はこんなふうに楽しみながら長くやっている人もいるんだよってことを知ってもらえたら、投資に関して少しハードルを下げられるんじゃないのかなとも思っています。投資はやはりお金がかかわってくるから、きっともっと真剣にとかいう方もいらっしゃるでしょうが、そうだと今度は敷居が高くて、なかなか踏み出せない人もいるんじゃないのかなと思ったりもするからです。

私が実際に株を買うときは、お財布の中にお金をいれて、野菜や鮮魚、精肉売り場からセールの広告がはいってこないかなぁと家で待ってる主婦のような感じで株を買います。特に暴落を待っているということではないですが、その時々で、これはいい商品でお買い得だなと思うものがあれば、買います。

慌てて買いに走ったり(急落で衝動買いする時はあります、笑)、慌てて売りにでかけたりせずに、マーケットを観察します。長期で投資をしていると、こんなふうに待つということも増えてきます。

私はマーケットの動きを知るために観察はしますが、予測はしません。これから長期で投資をしようと思われている方は、マーケットの今後の予測をしている人がいても「市場の予測をしている人がいても、その人たちのほとんどは車でいえばバックミラーを見ながら何処に進もうとしているのかを推測しているにすぎない」というハワードマークスさんの言葉を覚えておくといいかもしれませんね。

そして個別株は特にそうですが、買いたいと思うものが見当たらない時は、全く動きません。

伝説のファンドマネージャー、ピーターリンチさんも、「株を買うのに最適な時期は常に、デパートで買うときと同じように、しっかりした商品を手頃な価格で見つけたと確信できる日だ」と言っています。