アメリカでは2024年の今年いよいよ大統領選ということで、メディアも盛り上がっています。私がyoutubeを開いても、ここアメリカでは今までは見なかった寄付呼びかけの宣伝もかなり多くなってきています。
そして、ちょうどこの記事を編集していた昨日、大統領候補のトランプ氏の暗殺未遂のニュースが飛び込んできて驚いています。先行き不安なますます混迷の大統領選になりそうです。
さて、「大統領選のある年は株価が上昇する傾向にある」という話は米国株を紹介している日本のyoutubeでよく目にしますが、アメリカではこんな記事もあるということを今日は紹介しますね。こちらも私がよく引用しているアメリカの大手資産運用会社フィデリティからのニュースレターにあったものです。
フィデリティの記事を要約すると、 Fisher InvestmentsのチャートではS&P500が権力者や政党にほぼ関係なく、ほとんどどの大統領の間でも上昇し続けていることを示しているということでした。

米国株は歴史的にも長期的に上昇してきたことを覚えておくことが重要になってくるので、過去の大統領や政党がかわったからといって株価が変動するというよりもデーターでずっと上昇傾向にあって、その間に大統領選挙もあるということを忘れないでいるほうが大切になってくるといった内容のものです。このグラフを見てわかるように、より長い時間枠では、株式市場の全体的なパフォーマンスは、誰が大統領になってもあんまり関係がないことを示しています。
あと政策影響で何処のセクターが伸びるなどはあくまでも予測であって、現実には現段階ではどの政党が特定の機関に勝つとか、どのセクターや産業が次の政権、政策から恩恵を受けるかは、誰も確実に予測することはできないということは言うまでもない、と書かれてありました。
これは、長期で投資をしようと考えている方には必要になってくる考えだなぁと思って今日は紹介してみました。というのも、長い時間軸で考えると大統領選があってもなくても関係ないからです。上がるときもあれば、下がるときもあるというのがマーケットの動きです。今年みたいに株価があがってくれるのは、投資をしている以上嬉しいことですが、必要以上に嬉しがらないほうがいいことも何処かで学びます。長く平均してリターンがあればそれでいい、くらいの気持ちでいないと長く低迷するときに辛いですから。
あと、こんなおもしろいチャートもありますので、参考にどうぞ。

こうしてみると、米国株式は歴史的にほぼ全ての党派的な組み合わせのもとでプラスのリターンを平均化していることがわかります。過去の歴史から見ると、分割された政府がより強いマーケットのリターンを出しているというのも実際見られますが、マーケットの動きは、企業の業績、ファンダメンタル、金利、その他にも世界的な情勢とかあと経済的要因とかもあるので、アメリカの政治のせいだけでこうなっているとは断言はできませんけど。
2023年のマーケットだって、ほとんどのマーケット予測が悲観的だったのに、蓋を開けてみれば年末のマーケットはその予測をひっくり返すような動きで終わりました。今のマーケットだって、結局、地政学的リスクが増加して、金利が20年ぶりの高値にとどまっているにもかかわらず、アメリカのマーケットは指数が記録的なレベルに達し、上昇し続けています。まぁ、これもアメリカの驚くべき消費者の回復力のひとつだとも言われていますよね。2024年は、ソフトランディングの可能性が高くなるにつれて、マーケットも好調に伸びているので、アメリカではたくさんの投資家が楽観的であるというようなことをチャールズシュワブにしろ、フィデリティにしろ、フォービスにしろ以前の記事で伝えていました。
でも、みんなが楽観的であるからこそ何があっても冷静でいることのほうが長期で投資を続けるには必要になってきます。短期的な政治や市場のサイクルを予測しようとせずに、自分の投資スタイルにあわせて、冷静な目をもって大統領選挙の年を過ごすことが重要です。
歴史はあくまでも歴史。確率的には高い結果をだしてくれるかもしれませんが、予測不可能なことが起こるのもマーケットの常です。マーケットは企業のファンダメンタルとか雇用市場に左右されるほうが、政治に左右されるよりも大きいと私は個人的には思います。
投資の神様、ウォーレンバフェットさんも If past history was all there was to the game, the richest people would be librarians.「過去の歴史だけがゲームの全てだったら、最も金持ちな人々は図書館員だ」と言っています。
私はチャートも見ますが、テクニカルに優れているわけでもなく、企業分析だってプロフェッショナルというわけでもなく、投資はただおもしろくて好きで続けています。能力があるわけでもなく、専門知識があるわけでもないですが、ただ好きなことを粘り強くやり続けているだけです。
株式投資にはいろいろなアプローチがあると思います。そしてその中で自分の個性にあったスタイルを見つけて、自分のスタイルにあった方法を最大限に利用しながら自分の投資スタイルができればいいのかなと思います。そして途中で辞めずに楽しみながら長く続けていければ最高です。
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