ここサンディエゴでは毎日暑からず寒からず最高の晴天が続いています。こんなところで生活していたら、一生他の気候で生活できないのではないかしらって時々思うくらい。シアトルで暮らしていた時は、朝太陽の光で目が覚めただけで「人生は素晴らしい」と思えていたけど、ここに引越してきたら毎日人生が素晴らしいで目が覚めるのだから、サンディエガン(サンディエゴ人)はラッキーだなって思います(笑)。
さて、とりあえずよくわからないまま、将来の不安を感じて投資を始めた私ですが、個別株投資を始めたばかりの頃は自分の知っている名前の企業、そして実際に自分が使っている企業を買いました。私は基本的には自分の身の回りにある商品を販売している企業や自分がよく知っている分野の企業を買います。
個別株に初めて挑戦されるという方は、日本の株でもアメリカの株でも、まず自分の身の回りが、どんな企業の製品で自分の生活がなり立っているのかを見回してみるのもいいかもしれません。
そしてしばらくたってからは経済誌やニュースで読んだり見たり聞いたりした企業の名前をノートにとってあとで調べたりしました。ニュースを読んでいるとメデイアからの情報なので、大体その時の注目株が紹介されるわけですが、投資を長くするようになってから気がついたのは、メディアで紹介されている時に買うのはもう遅いということです。すでに注目されているので株価に投資家たちの期待値が折り込みされている場合が多いからです。
今は長期用の個別株を新たに我が家にお迎えする時は、メディアでは注目されていない時、その年にあんまり注目されていてないセクターのなかにあるこれだなという株、もしくは欲しいと思っていても値段が高くて株価がなかなか下がらないので首を長くしてずっと待っていたという株が、何かのきっかけでひどく下落した時を狙って長期用で仕込みます。
株や企業を調べるということを始めたばかりのころは、調べ方もよくわからなかったし、何を基準に選べばよかったのかもわかりませんでした。
基本、普段の生活の中から企業を選ぶということがまだ多いですが、例えば、ここ数年では先日も紹介しましたがTJXという企業。この企業が持つTJマックスとかホームグッズというブランド格安店に行けば、いつも人でいっぱいでレジにはちゃんと従業員がいるのに、長蛇の列ができていたりします。しかもここ何年もの間感謝祭終わってからのクリスマスシーズンにかけては、もうすごい人です。見ていても商品の回転が早い、ということはインベントリーが良い、在庫が余って困るということもなさそう、とか、それであぁここの株を買おうと思います。
COSTを買った時は、いつもガソリンを入れる列が長いな、とかショッピングをしている人のカートの中身を見て大量に購入する客が多いなとか、会員権を売って毎年更新しないと中へ入れないのはいいな、とか。あと、コストコがアメリカで人気なのはホールセールで安いからという理由だけではなく、返品ポリシーや顧客サービスが他のお店と比べても、もう別格で優れていたからです。個別株を選ぶ時は、このように他の店との差別化ができるものがあるかどうかも決め手になります。
自分が普段買い物に出かけたりする時にも、こういったのも投資家の目線で観察して、それから家に帰っってから財務諸表を確認したり、あと投資をする価値があるのかどうか、ファイナンスのハイライトと呼ばれるところをチェックします。
だから企業を調べる時は、その業界のライバル会社も一緒に調べます。例えばコストコだったらウォルーマート、サムズクラブ、あとなんだろうターゲットかな。そういった企業も一緒にざっと調べて、この中から一番生き残りそうで、他の企業とは違う特色を持っているという自信が見つかれば買います。
決算書などを調べる前に、軽くハイライトと呼ばれるところ、つまりROA総資産利益率とかROE自己資本当期利益率、Operating Margin,営業利益率 P/E ratio株価収益率 P/B ratio株価純資産倍率、純資産総額、負債、オペレイティングキャッシュフロー、四半期ごとの成長率などはざっと見ます。
収支の状況だけでなくガイダンス、あと経営陣もみます。アメリカの会社はCEOが変わって株価が伸びる会社も割とあります。
最近ではGEとか良い例ですよね。CEOが変わって生まれ変わりました。
CEOが変わると、それまでの経営陣をガラっと入れ替えることも多いので、良いCEOが入れば会社は生まれ変わります。アメリカ企業ではCEOは大事です。バランスシートは大事なのですが、ライバル社がたくさんいるとなかなか収支がいいだけでは伸びにくいということもあります。ライバル社と比較しての状態、あと経営陣から報告される将来の見通しと言うかこれからの方向性とかはかなり重要になると思っています。あとリスクファクターにも目を通します。
長期でも中期でも新しい銘柄を我が家にお迎えする時とかは同じ業界のものの中から最終候補を3っつくらいに絞ったりしますが、それでもどうしても決められない時には紙に会社の名前を買いて、う〜ん、なんとなくこの会社だなと名前を見て自分の勘で決めたりもします。これは真面目な投資家さんには本当に怒られそうだから全くおすすめできないんですが、結構なんとなくっていう自分の勘って不思議と無碍にはできないんですよねぇ。みなさんはそんなことないですか?
細かく言い始めるとキリがないので、今日は本当に簡単に触りの部分だけお話ししました。まぁあれやこれや説明しても、最後にこれだというのは、長期用の株の場合は「この株を売りたいとは思わない」が決め手です。ま、これ言っちゃうと、え?今日説明したことが、なんなんって感じになるのですが、これが私の決め手です。
コメントを残す