苦いサラダは誰も食べてくれない

レイズドベッドには、ミックスサラダの種を蒔いていたのだけど、マスタード菜やロケット菜など家族は誰も食べてくれない。

こんなに毎朝収穫できるのに。。。

仕方がないから近所のママ友達にも配ってみた。朝摘みサラダだ。

ケールはサラダで食べると苦味があるのでチップスにしてみたら、「美味しい」と娘が食べていた。でもチップスがたくさんできるほど、いっぺんには採れないのよね。それに、からっからに乾いて小さくなるから、あっという間にお腹の中へ入ってしまう。

手間と時間を考えれば、買った方がいいくらいだ。

でもこうして、手間と時間をかけることを、わざと生活に取り入れることで、私はこのアメリカ超資本主義という大海の中で溺れずにすんでいるのかもしれないと思うこともある。

アメリカに住んでいると、いや、カリフォルニアと言った方がいいのかもしれないけど、なんでも買った方が安いし、簡単に手に入る。

随分昔、イギリス北西部の超田舎に住んでいた頃は、豆腐もなければ味噌もなかった。寿司に至ってはカチコチの米の上に、何か赤いものがぼんやり乗ってますよという寿司パッケージが恥ずかしそうにスーパーに陳列されていた。

それでもパッケージの寿司を見つけた時は「寿司だ!」と狂喜乱舞したのを覚えている。20年以上も昔だから、きっと今ではあの田舎でも、もっとマシな寿司は売られているはず。

時々、便利さと共になくなったものはなんだろうと考えたりもする。

これからAIはどんどん進化して、さらに便利な世の中になるだろう。投資をする私だって、AIの活用度はかなり増えている。AIさま、さまだ。

でも、土を触り、植物を愛で、裏庭で寝ている太郎君の愛らしさに思わず口角が上がるこの瞬間は、AIにも代替えできない。

寝ている保護犬の太郎君に近づいて、私は今日も太郎君の匂いを吸い込み、幸せを感じる。だって、子供たちは大きくなってもう匂いを嗅がせてくれないから(笑)。

Happy Dog, Happy Life!


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